住宅ローンは審査を受けてみることが重要
注文住宅を依頼する業者やプランを選ぶときには、まずは住宅ローンの審査を受けてみるのが重要です。金融機関では仮審査を簡単に受けることができます。仮審査では年収などの現在の状況から、金融機関としていくらまでなら融資できるか、融資金額によってどのような返済計画になるかを見積もってもらいます。仮審査を受けてみると、ローンでどの程度の借り入れをして注文住宅を建てられるかがわかります。4000万円くらいは借りられるだろうという見立てをして注文住宅の手配を始めて、実際に本審査を受けてみたら3500万円しか借りられなくて困ってしまうというケースもあります。注文住宅を選び始める時点で金融機関に行き、仮審査を受けて予算を見積もるようにしましょう。
注文住宅は予算に応じた業者選びが必要
ローンの仮審査を受けて予算がわかると注文住宅の業者もプランも選べるようになります。注文住宅は安ければ1000万円未満でも建てられます。しかし、理想を追求すると費用はどんどん高くなっていき、建物だけでも1億円以上になることもないわけではありません。業者によって用意しているプランが異なり、標準的な建築費用に大きな違いがあります。予算の見積もりができるとどのプランであれば申し込み可能かをすぐに判断できるようになります。ローンで借りられる金額範囲を最初に決めるのが重要なのは、費用面でふるいをかけて簡単に業者を絞り込めるようになるからです。理想が高いと費用はどうしても高くなってしまうので、まずは予算を確認して限度内で業者選びをしましょう。
二世帯住宅を選ぶ際には、プライバシーの確保を考えましょう。玄関や水回りなどの設備を別々にするか共用にするか、または一部共用にするかなど、プライバシーを守れる工夫が大切です。